19モデルラッシュの6月、カワサキもニューモトクロッサーを海外発表。Fの称号を取り払ったKX450は、全日本モトクロスで開発先行車が出ているとおり、オールニューで登場した。この時勢、当然セルスターターを装備、クラッチも油圧に進化している。

超多岐にわたる、新世代モデルの進化ポイント

画像: 超多岐にわたる、新世代モデルの進化ポイント

すでに全日本モトクロスのチームグリーンが採用しているとおりの内容。大きく変わったのはエンジンだけでなくフレームやスイングアームも。小方誠の活躍をみても、実力の高さは明白だ。

ざっと変更点を書き出すとこんな感じ。

エンジン
・セルスターターの採用
・油圧クラッチ
・スーパーバイクから技術導入したフィンガーフォロワー
・よりアグレッシブなカムプロフィール
・バルブを大径化
・エアエレメントを薄型化
・ダウンドラフト効果を一層向上
・ヘッダーの菅長を長く再設計
・スロットルボディを44mmに大径化
・シフト系で軽量化

フレーム
・新設計されたペリメタフレーム
・エンジンを剛性メンバーとして使用
・スイングアームの剛性をメインフレームにマッチさせるため再設計

サスペンション
SHOWA製コイルスプリング、Aキットのテクノロジーを踏襲
リンクレシオを見直し
リアディスクを大径化
22mmに大径化したフロントアクスル


軽く、太くなったフットペグ
ライダビリティの向上
スリムになったシュラウド
フラットに、低くなったフューエルタンク

軽く、ピークパワーを増大し、フラットなトルクデリバリーに

画像1: 軽く、ピークパワーを増大し、フラットなトルクデリバリーに

とにかくカワサキのリリースは、モデルチェンジ毎に明確だ。強く、速く。いかに出力を増大させるか、トップエンドのレースで勝てるか。この漢ぶりこそが、KXがライダーを魅了してやまない理由。時代の趨勢か、セルスターターを装備してキック軸を廃した。

画像2: 軽く、ピークパワーを増大し、フラットなトルクデリバリーに

大事なのは、このフィンガーフォロワー。すでに他メーカーでも採用しているが、出力増大のための施策でカワサキではスーパーバイクから技術を得たとのこと。レブリミットがさらに上がり、高回転域でのパフォーマンスを向上している。もちろん、DLCコートされていて耐久性も十分だ。

カムプロフィールは過激に。インテーク40mm、エキゾースト33mmに大径化されたバルブが、さらにパワーを絞り出す。シリンダーは、フリクションロスを狙って8.5mm前方にオフセット。

Aキット同等のコイルスプリング

全日本では、エアとコイルを使い分けているTeam Greenだが、市販車ではSHOWAの49mmコイルスプリングを採用。Aキットと同等の構造とのこと。

画像: Aキット同等のコイルスプリング

アウターには、SHOWAの技術であるディンプラッシュを施したカシマコートでフィニッシュ。旧モデルを遙かにしのぐ摺動性を実現する。

全方位で見ても、ファクトリーそのものとした思えない豪華さだ。

KX250は外装を19モデルに

画像: KX250は外装を19モデルに

例年どおり、KX450がリニューアルする年は、KX250はマイナーチェンジにとどまる模様。変更点は発表されていない。

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