馬場大貴は新星か

画像: 渡辺学(ゼッケン1)を従えてブレーキング勝負、馬場大貴

渡辺学(ゼッケン1)を従えてブレーキング勝負、馬場大貴

馬場大貴は、二世ライダーだ。父である故馬場善人氏は、かつてスズキのファクトリー監督まで勤め上げた日本のモトクロスを代表するライダーだった。長男である馬場大貴、次男である亮太ともにモトクロスではIAで戦い続けてきたが、この2019年には「オフロードを愉しむライダー」に転向していて、自身でイベントを立ち上げたりと様々な活動をしはじめている。

これまでも、何度もJNCCに参戦しているものの、表彰台の常連というわけではなかったから、正直2019年の開幕戦で結果を残すとは誰も思っていなかっただろう。本人ですら、思っていなかったと言う。渡辺や、鈴木をパスしての勝利は開幕から感動を呼んだ。

渡辺学は例年通り、後進の育成に本業の餃子作りと、ハイパー多忙な日々を送りながらこの開幕戦を迎えた。「確かに、まぁ、乗ってはいないけど…。途中で転んで、フロントブレーキが効かなくなったり、ガソリンのホースが外れたり、いろんなことがあったんだけど、まぁ、それはそれ。今回は、それよりも大貴が丸太をショートカットしたことで、失格になると思ってた。健二さんだけマークしてればいいと思ってゴールしたら、大貴は失格じゃなくて20秒のペナルティだったって聞いてびっくり!(笑)
でも、大貴は速かったよ。モトクロスコースだからってこともあるけど、ラインもいいし、俺がまねしたところもあるよ。速くなってるね、ガレなんかもスピードが乗ってるし、この1年がすごく楽しみになってきた。小池田君がいなくても、レベルが高いシーズンになると思うよ。

俺のバイクは、エンデューロ向きにしすぎて、大貴のラインに入れなかったんだよね。プラザ阪下を戦うには、もう少しモトクロスよりのセットアップじゃなきゃいけなかったのかな、と反省してる。テージャスは準備して、しっかり走ろうと思ってる」とのこと。

画像1: 馬場大貴は新星か

馬場は、この開幕で強烈に速くなった理由を分析する。
「今まで、まともにエンデューロの練習してきてなくて…適当にやってきてしまったんですが、今回は丸太を特に練習したり、ガレに向けてサスを合わせ込んできたんですよ。あとは、俺の乗り方って、レブにあてて回しきっちゃう乗り方なんですが、弟にコーチしてもらいながら補正したんです。ギヤもっと高く走れってね。それで、すごく楽になりました。

画像2: 馬場大貴は新星か

自分は、本当に楽しくをモットーにやっているんで、今日も楽しく走れればいいやと思ってたんです。みんなで楽しめればいいやって思ってて、楽しいバイクに乗りたいなと思ったからYZ250Xに乗り換えたんですよ。だから、走ってても、特段乗れてるような感覚はなかったんです。勝てるとは思ってなかったし、そりゃチャンピオンとれたらうれしいですが、あんまり実感はないですね。

次の広島からが、本当のクロスカントリーだと思ってるので、とにかく転倒を減らしたいな」
と馬場。

第2戦、広島までその真価を待つ必要は、ないように思われる。その走り、鈴木健二や渡辺学からもお墨付きで、2連勝するか否かはさておき、三竦みのシーズンがやってくることは間違いなさそうだ。

画像: 馬場は、ビルズパイプのサイレンサーを使用。

馬場は、ビルズパイプのサイレンサーを使用。

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