チャオ、大神智樹です。GWはいかがお過ごしでしたか?

僕はというと、トライアルのイタリア選手権でトビー・マーティンのマインダーをやってました。僕自身、トライアルは国際B級までやったんですが、マインダーはやったことがなくて初めての経験。意外と向いてるのかもなとか思ったり…。

画像1: エンデューロスターへの道 in イタリア vol.5「ちょっと脱線して…イタリアで、トライアルのマインダーに任ぜられた件」

トビーは、他のライダーと同じようにBetaのファクトリーにトレーニングに来ているところ、友だちになりました。同じ肩の怪我をしていたらしくてメニューも似てましたね。

画像2: エンデューロスターへの道 in イタリア vol.5「ちょっと脱線して…イタリアで、トライアルのマインダーに任ぜられた件」
画像3: エンデューロスターへの道 in イタリア vol.5「ちょっと脱線して…イタリアで、トライアルのマインダーに任ぜられた件」

2000年生まれの19歳。イギリス出身で、2015年にはユースの世界タイトルをモノにしており、去年は世界戦のTrial2クラスで2位。Betaの若手ホープです。

イタリア選手権だけど、ショーアップ!

見て下さいよコレ。

画像1: イタリア選手権だけど、ショーアップ!

国内選手権ですが、街中にセクションがあるんです。

画像2: イタリア選手権だけど、ショーアップ!
画像3: イタリア選手権だけど、ショーアップ!

今回のイタリア選手権は、インドアセクション(人工物を使ったセクション)を使ってGenova近くのVarazzeという海岸沿いの町で行われました。セクションは全部で6ヶ所午後3時スタートで2ラップ。また、2ラップ目は、第3セクションだけUターンセクションに変更、と小規模ですが少し変化のある設定でしたね。大会当日の午前中は雨と強風で開催が危ぶまれるほど。昼過ぎに天気予報が変わり2時〜3時頃に雨風止むと情報が入ったため、オーガナイザーはスタートを1時間遅らせて開催する判断をしました。

午後2時からライダーズブリーフィングとオーガナイザーによるセクション説明がありその際にトビーとともに何度か質問をしラインを確認していきました。ここで1つの問題が発生。

第1セクションの前半で複数クラスのマーカーが配置されており、ラインクロス(リアタイヤの通った軌道がクロスすること)が起こりやすい設定でした。そこには自分達では2つのラインを見つけておりここのラインで行くのは大丈夫かと確認しました。するとオーガナイザーから「もうひとラインあるぞ、ここを通過できる」と説明されトビーとそのラインを選択。
第1スタートだったトビーが、1ラップ目第1セクションをトライ。見事にクリーンし観客も湧きました。しかし、オーガナイザーが「通って良し」と言ったラインは、実は間違いでありオブザーバー(セクションごとに配置されている審判)から5点を宣告されました。
自分達にセクション説明したオーガナイザーが現場におらず現場にいたオーガナイザーとオブザーバーと含め自分の3人でしばし押し問答。「こちらは確認して3つのラインを説明された。こちらは忠実に守った!」と。しかし、オブザーバーは「ここを通過した、だから5点だ」の一点張り。オーガナイザーへ「これはライダーのミスではない。ヒューマンエラーによる問題だ。それで5点はあんまりだ、クリーンにするか一歩譲って再トライをさせてくれ」と。

結局、オーガナイザーからはあとで審議すると言われて流されてそのまま5点でした。ですが同じラインを、通った4位だったライダーがクリーンとなり他のライダー達が抗議をし、レース後順位が入れ替わりました。

自分の見解としてはしっかりとしたルールがある中で成り立つのがレースですが、日本でもたまに見かける一種のグレーゾーン。トライアルではバックやクロスラインがよく審議の対象になります。

人がやるものなので全員が同じ考えや受け取り方ができるわけではないので。サッカーの審判も近いですね、1人1人スタイルがあり全員が同じジャッジをできるわけではありません。ちょっと背中を触っただけ押したと判断する人もいれば流す人もいます。もちろん少なからず抗議をしますが、覆らなければ受け入れて切り替えるしかありません。ヒューマンエラーは防ぎようがないしようがないものだと思います。

画像4: イタリア選手権だけど、ショーアップ!

ちょっと今回はマジメでしたね、では次回まで。チャオ!

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.